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新事業・新商品開発の進め方: アイデア発想からビジネスプランの作成まで 経営を考える (経営ブックス)本無料ダウンロード - 　現在、日本には約３８５万社の中小企業があります。黒字の会社が約３割で、約７割は赤字と言われています。約３割の黒字企業といえども、かろうじて赤字を免れているのが実状で、継続的に利益を出しているところは約１割程度と思われます。　本書は、主に、中小企業の経営者、実権を持つ経営幹部の方に読んでいただきたいと思って書きました。既存事業での成長発展が望めない場合には、「新事業・新商品開発」に取り組まざるを得ません。 　筆者は経営コンサルタントになって３０年になりますが、支援したクライアントさんの中にも倒産や廃業に追い込まれた企業が数社あります。どの企業にも輝いていた過去はありました。しかしながら、最終的には、「環境の変化に適応」できず、残念な結果となってしまいました。いかなる企業も、経営の本質においては、「環境適応業」です。環境はたえず変化していますから、企業もたえず変わり続けなければなりません。　筆者は中小企業診断士ですから、中小企業の支援をライフワークとしています。中小企業に元気になってもらいたいのです。特に約７割の中小企業に「黒字浮上」してもらいたいのです。本書は、〈経営を考える〉シリーズの４作目になります。１作目は、「なぜ７割のネットショップが赤字なのか」というストレートなタイトルと、「成功させるための７つの基本戦略」というサブタイトルにしました。ここでの思いも今回同様、約７割のネットショップに「黒字浮上」してもらいたいという思いで書きました。　筆者は、「新事業・新商品開発」を考える場合、一番難しいのは、経営者や実権を持つ経営幹部の「心のあり方」だと思っています。つまり、「不退転の覚悟」があるかどうかが成否を決めると思っています。「問題解決」の分野での名言に、「問題が何か分かれば半分解けたも同然である」というのがありますが、「新事業・新商品開発」の世界も同様で、「不退転の覚悟があれば半分成功したも同然である」と思っています。　逆に言えば、経営者や経営幹部の方に、この「不退転の覚悟」を持ってもらうことが難しいのです。この部分は本人の問題であり、経営コンサルタントにも限界があります。限界はありますが、何とか「その気になってもらうこと」に一所懸命努力を傾けます。　うまくいって「その気になってもらうこと」ができたら、ともに「ビジネスプラン」を作り、「背中を後押し」します。　本書は、筆者がコンサルティングの現場で実際に行っている、その部分の手法を公開したものです。　まずは気楽に取り組んでもらいます。アイデアはタダです。アイデア発想にお金はかかりません。本書の購入代金を除けば、タダ同然です。「夢を描きましょうよ」と言いたいのです。そして、その「夢を追いかけましょうよ」と言いたいのです。　したがって本書は、ただ読むだけではなく、「新事業・新商品開発」にチャレンジするためのガイドブックとして使っていただきたいと思います。「考えてもらいたいのです」。「メモしてもらいたい」のです。そして最後に、「メモしたことをまとめてもらいたい」のです。本書の構成は、以下のようになっています。目次まえがき１．現状認識　　　　　　　　　　　 ■ＳＷＯＴ分析■アンゾフの成長モデル■自社の現状と課題（まとめ）２．プロジェクト・チームの編成　■プロジェクト・リーダーの役割３．アイデア発想　　　　　　　　　■顧客、社内から開発アイデアを収集■ブレインストーミング（発散技法）■ＫＪ法（収束技法）■シーン・マーケティング分析■ニーズ・シーズマトリクス表４．スクリーニング　　　　　　　　　■フェルミ推定（市場規模）５．ビジネスモデルの構想　　　　■ビジネスモデルキャンバス■事業コンセプト、商品コンセプト６．企画書の作成　　　　　　　　　 ■商品企画書の作成■ビジネスプランの作成７．プレゼンテーション　　　　　　 ■社内プレゼンテーション■社外プレゼンテーション　　　　　　　　　　　　　あとがき　本書を読み終えたとき、「その気になっている」ことを切に願っています。

新事業・新商品開発の進め方: アイデア発想からビジネスプランの作成まで 経営を考える (経営ブックス)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。

de 桜田正男

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