上野アンダーグラウンド本無料ダウンロードpdf
上野アンダーグラウンド
本, 本橋信宏
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上野アンダーグラウンド本無料ダウンロードpdf - 内容紹介 横丁、路地裏、色街跡 昭和の怪しさを訪ね歩く 話題作『東京最後の異界 鶯谷』著者の最新作! アメ横、パチンコ村、キムチ横丁、宝石街とスラム街、男色の歴史、昭和テイストな謎の風俗ビル、不忍池にたたずむ闇の女たち――数奇な歴史と大地の高低差が生んだ、日本一カオスな街。 人はなぜこの街に引き寄せられるのか。 潜入取材で描く上野の裏側と不思議な魅力、そこに生きる男と女を活写する。 目次 第一章 高低差が生んだ混沌(カオス) 「上野の山」 を歩く / 縄文時代の地形の名残 / 上野と 『夕やけ番長』 / ミステリー作家が愛した街 / 不忍池にたたずむブラックデビル / 西郷隆盛像をめぐる謎 / 西郷隆盛像と怨霊史観 / 上野をめぐる霊的戦い / 上野に隠された “もう一人の天皇"…ほか 第二章 上野“九龍城ビル"に潜入する 中国エステの淫靡な世界 / 本番風俗の“総本山" / 「大小便禁止」 の張り紙 / 問題の中国エステに潜入 / 「この店はどこまでできるんですか?」 / デリヘルの事務所にて …ほか 第三章 男色の街上野 真夜中の摺鉢山古墳にて / 陰間茶屋で栄えた上野 / 幻の漫画家・山川純一 / 終戦後に開校した 「オカマ学校」 / 「男ビデオ」 の秘境 / 掘ってよし、掘られてよし / ホモ映画界のレジェンド来たる / 田中角栄から言われた一言 / 昼飲み居酒屋にて …ほか 第四章 秘密を宿す女たち 個室型出会い喫茶に潜入 / 会社帰りのOLが部屋に / 進行中の完全犯罪 / 熟女系出会い喫茶のカオス / 愛人道まっしぐら / 上野のキャバクラ事情 / ハプニングバーにハマる女 …ほか 第五章 宝石とスラム街 「葵部落」 という最貧集落 / 「バタヤ」 という職業 / 江戸川乱歩が描いた葵部落 / 東京の三大貧窟 「下谷万年町」 / 残飯屋という飲食店 / 下谷万年町と唐十郎/ 日本最大の宝飾問屋街 …ほか 第六章 アメ横の光と影 アメ横での苦い経験 / アメ横に集まる外国人 / 混沌とした地下食品街 / 三島由紀夫の革ジャン / レバノンからの金密輸ルート / 禁断の年末商い / 上野熱に取り憑かれた社会学者 / 「ノガミの闇市」 と呼ばれた時代 …ほか 第七章 不忍池の蓮の葉に溜まる者たち 上野駅と集団就職 / 井沢八郎の 「あゝ上野駅」 / 路上の似顔絵師たち / 上野駅に護送された帝銀事件容疑者 / 放浪する路上占い師 / 弁天島の不思議な石碑群 / 不忍池に引き寄せられた脱サラ写真家 …ほか 第八章 パチンコ村とキムチ横丁 都内最大のコリアンタウン / パチンコ村の水先案内人 / パチンコ・アンダーグラウンド / みんな “事故待ち" / 在日の地下茎 / キムチ横丁の名物焼肉店 / 総連系と民団系 …ほか 第九章 事件とドラマは上野で起きる 昼は国立大生、 夜はキャバクラ嬢 / フィリピンパブの魔力 / ジャパゆきドリーム/ 花形記者が集う上野警察記者クラブ / 一億円拾得事件の舞台裏 …ほか 出版社からのコメント 『東京最後の異界 鶯谷』では墓地とラブホテル街が併存する鶯谷の不思議な魅力を描いた本橋信宏氏。一年かけて取材した今作は「上野」がテーマです。 上野は多くの国立文教施設を擁す一方、アメ横や風俗街や朝鮮人コミュニティなど猥雑が隣接している。世界的にもこのような街は他に例がないといわれます。 なぜ上野の山には、逆賊であるはずの西郷隆盛像が建てられたのか。なぜ上野には90軒ものゲイスナックが蝟集しているのか。なぜ警察署の目の前に違法風俗店がはびこっているのか。なぜ上野にパチンコ問屋街「パチンコ村」が生まれたのか。それら謎のすべてに、上野という街の特異な歴史と地理的背景が大きく関わっています。昭和テイストが色濃く残り、「聖と俗」が渾然一体となった上野の不思議な魅力。風俗潜入取材もたっぷり収録しています。 内容(「BOOK」データベースより) 横丁、路地裏、色街跡―昭和の怪しさを訪ね歩く。数奇な歴史と高低差に富む地形。人はなぜこの街に引き寄せられるのか。 著者について 本橋信宏(もとはし のぶひろ) 1956年4月4日所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。逍遥と実践による壮大な庶民史をライフワークとしている。実家から徒歩10分ほどの場所に「となりのトトロ」のモデルになった狭山丘陵・八国山が横たわる。現在、都内暮らし。半生を振り返り、バブル焼け跡派と自称する。執筆内容はノンフィクション・小説・エッセイ・評論。 著書に『裏本時代』『AV時代』(以上、幻冬舎アウトロー文庫)、『新・AV時代 悩ましき人々の群れ』(文藝春秋)、『心を開かせる技術』(幻冬舎新書)、『<風俗体験ルポ>やってみたらこうだった』、『東京最後の異界 鶯谷』、『戦後重大事件プロファイリング』(以上、宝島SUGOI文庫)、『60年代 郷愁の東京』(主婦の友社)、『迷宮の花街 渋谷円山町』(宝島社)など。村西とおるをテーマにした長編書き下ろしが近日中に刊行予定。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 本橋/信宏 1956年4月4日所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。逍遙と実践による壮大な庶民史をライフワークとしている。現在、都内暮らし。半生を振り返り、バブル焼け跡派と自称する。執筆内容はノンフィクション・小説・エッセイ・評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者曰く、聖と俗が隣合わせにある町だ。その生い立ちから現在に至るまでを著者は丁寧に取材し、掘り下げて見せてくれている。『新橋アンダーグラウンド』を先に読み、この著者の取材力と、その視点に共感し本書も購入したが、本書は、よりそこに住む「人」、そこにやってくる「人」にスポットを当てている。とくに、東北や青森といった。かつて上野を東京の玄関口を考えていた人々に対する視点が優しい。夫人が北津軽出身であることも、より造詣を深くしたのではないだろうか。昭和の頃、集団就職の第一歩をこ子から始めた人々、新大久保をニューカマーと呼ぶ、元祖コリアンタウンの人々。そして、雪国からの出稼ぎ労働者。汗を流して働く人々の姿は、国籍に関係なくすがすがしい。いくつも感銘するポイントがあった。名著である。ただ時折、現れる「津軽弁」。出来れば、これだけは「訳」をつけてほしかった。著者も最も難解な東北弁というのだが、当然、さっぱりわからなかった。英語以上に想像のつけようもなかった。とはいえ、それ以外はすべて面白く読んだ。これはもう、興味のない街でも本橋信宏氏の著作は読んでみることにする。渋谷円山町、鶯谷、高野馬場、いろいろ書いていらっしゃる。早速購入しよう。
de 本橋信宏
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