本, 原 剛

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無料ダウンロード明治期国土防衛史 (錦正社史学叢書) pdf - 内容紹介 本書は、日本の明治初期から日露戦争までの国土の防衛姿勢がいかなるものであったか、その実態を明らかにすることを眼目としたものである。 明治期に関する軍事史研究は、戦後松下芳男氏をはじめ多くの研究者によってかなりの進展をみたが、それは制度史的な面の研究が主体であり、国土防衛のために陸海軍がどのように建造されたか、また国土防衛のための作戦計画等がどのようにして策定されたかについては、ほとんど究明されていないのが現状である。また、実際の戦争即ち日清戦争や日露戦争における朝鮮半島や満州の戦闘については、それぞれ戦史として研究されているが、これらの戦争間、本土の防衛はどうであったかについても、ほとんど研究されていないのである。実はこの点が今日のわが国の国防・防衛問題における一大欠陥といえる。 このような研究の空白を埋めることこそ急務であると、著者は一貫して取り組んできた。特に陸軍の要塞は、戦前は秘密のベールに包まれ、戦後は軍事アレルギーのためすっかり見捨てられ、その実態が未解明であった。 この点、挿入された多くの図表が理解を容易にし、また要塞の地図は別冊にして四十四葉添えられ、何センチ砲が、どの方向・角度で何砲据え付けられていたかまで、実地踏査をして記録されてあり、貴重この上ない資料である。 一般に海軍はイギリス、陸軍はドイツの指導のもとに充実を図った如く思われているが否である。フランス・イタリアのお雇い外国人も大いに、日本軍の近代化に力になっている。独人メッケルが『日本国防論』を著わしたりロシアの駐在武官ヤンシュールの「日本攻略案」発覚事件等の殆ど知られていない史実も詳しく述べられていて興味が尽きない。 戦後、民主主義体制で再出発した日本の国土防衛を考える場合の歴史的示唆に富んだ極めて重要な本である。 内容（「MARC」データベースより） 明治期国土防衛のために、陸海軍がどのように建設され、要塞等の防衛施設がどのように建造されたか、国土防衛のための作戦計画がどう策定されたかを究明。近代史研究の空白を埋める。 著者について 防衛研究所戦史部調査員（非常勤）。１９３７年香川県に生まれ、県立観音寺第一高等学校を経て、１９６０年防衛大学校卒業、陸上自衛隊第１０普通科連隊、第２８普通科連隊に勤務、以後、防衛大学校・少年工科学校・幹部候補生学校の教官を歴任。この間、日本大学法学部政治経済学科（通信教育）を卒業するとともに、国士舘大学で１年間歴史学研修。１９８０年防衛研究所戦史部所員、１９９１年自衛官退官、引き続き防衛庁教官として防衛研究所戦史部勤務、１９９８年定年退官し非常勤調査員として戦史部勤務、現在に至る。軍事史学会理事 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 原/剛 防衛研究所戦史部調査員(非常勤)。1937年香川県に生まれ、県立観音寺第一高等学校を経て、1960年防衛大学校卒業、陸上自衛隊第10普通科連隊、第28普通科連隊に勤務、以後、防衛大学校・少年工科学校・幹部候補生学校の教官を歴任。この間、日本大学法学部政治経済学科(通信教育)を卒業するとともに、国士舘大学で1年間歴史学研修。1980年防衛研究所戦史部所員、1991年自衛官退官、引き続き防衛庁教官として防衛研究所戦史部勤務、1998年定年退官し非常勤調査員として戦史部勤務、現在に至る。軍事史学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

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de 原 剛

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